カンクン（１）〜新しいホテルゾーン、古いセントロ
（6月27日）
カンクンに到着
本日のアトランタは快晴。今日はフライトの問題もなく、昼前にはメキシコのカンクンに到着しました。カンクンは、青い海と白い砂浜にホテルが立ち並ぶ世界的に有名なリゾート地です。
到着後まず、私たちよりも先にカンクンに到着してしまった預け入れ荷物を探しに空港のバゲージクレームに行きます。すると、私たちの荷物は空港のデルタ航空のオフィスに置いてあるということ。空港職員のスペイン語がよくわからずに苦労しながら、出発ゲートの近くにあるデルタ航空の小さなオフィスに辿り着き無事預け入れ荷物を回収しました。荷物と離ればなれになってしまったのは、旅の最中でこれが最初で最後。トラブルが平和なカンクンで起きたのは、不幸中の幸いでした。
ホテルゾーンとセントロに分かれるカンクン
さて、空港からはホテルの送迎タクシーで宿泊先に向かいます。カンクンは、観光客が集う海沿いのホテルゾーンと、地元の人々が暮らすセントロ（スペイン語で中心市街の意味）に分かれており、せっかくカンクンに来たのだからということで、私たちはホテルゾーンのホテルに宿泊しました。ホテルまで、美しいリゾートの道並が続きます。タクシーの運転手曰く、「カンクンはメキシコのHappy Faceなんだよ。このあたりは、アメリカのようだね」
（ホテルから見たビーチの眺め。波はやや高め）
カンクンの面白いところは、ビーチとホテルゾーンはカンクン東部の南北に伸びた大きな砂州のような部分にあり、この砂州の南北の入り口をコントロールすればその中は外部と隔絶された状態にできるようになっているということです。ですので、この巨大な砂州の中は、完全に観光客向けになっていて、きらびやかなレストランや巨大なショッピングモールが数多く立ち並んでいます。また、そのような地形だからこそ、安全面の担保も容易で、タクシーの運転手が言う通りこのホテルゾーンはまるでアメリカのようです。このように、アメリカ人がcomfortableに感じる形で開発を行ったからこそ、カンクンはリゾート地として大きく発展したのだと思います。
（東側に南北に伸びたエリアにホテルが集中している）
セントロのシーフードはうまい！
ホテルに到着後、ビーチを少し歩いて（早くも）満足した後に、ローカルバスでセントロに向かいます。セントロは、ホテルゾーンとはさすがに雰囲気が違い地元感がありますが、こちらも危ない感じは全くなく平和な雰囲気です。セントロでは、マーケット28と、タクシーの運転手お勧めの市場内にあるシーフードレストラン「Cejas」に行きました。
マーケット28は、地球の歩き方には地元の人が使う市場というような書き方がされていますが、中に入ると観光客向けの土産物屋がずらりと並んでおり、お店からはひっきりなしに客引きの声がかかります。ホテルゾーンでは主にブランド品などが販売されていますが、ここでは手作りの置物や服などいわゆる「お土産」という感じのものが安く販売されています。
（スペイン語では「メルカード」と読みます）
そして、Cejas（セハス）のシーフード。ここの料理は、本当に美味しかった！シカゴで良い魚介になかなか恵まれない私たちにとっては、最高の最初の旅の食事でした。
（海のダシがしっかりと出た海鮮スープ）
（とても美味しい海老）
お値段はそれぞれ10ドル前後。セントロでは、ホテルゾーンに比べるとかなりリーズナブルな価格で、地元の美味しい料理を食べることができます。カンクンに旅行する方に、お勧めのレストランです。
本日の宿泊先
二人一部屋100ドル程度のリゾートホテル。ホテルゾーンの外海に面したホテルの中では、比較的リーズナブルな価格です。プライベートビーチがあり、ホテルのスタッフは親切で、ツアーデスクも併設されています。難点は、まず、ホテルゾーンの南の方にあり北のホテルゾーンの中心地（ショッピングモールやレストランなどが多数ある）からは少し離れていること。安いバスで簡単に移動できるので特に問題はありませんが、優雅感を求めるならもっと中心にある高めのホテルに泊まった方が良いでしょう。そして二つ目の難点は、ベッドのシーツがやたらと湿気ていること！カンクンはかなり湿度が高いので、多少の湿気は仕方ないと思いますが、それにしても、、、という感じでした。少し建物は古いですがトータルで見ると良いホテルなので、リーズナブルな価格でホテルゾーンに泊まりたい方には検討対象となると思います。長期滞在して優雅に過ごしたい方は、もう少しグレードの高いホテルに泊まっても良いかもしれません。
カンクン（２）に続く。
