イグアスの滝〜滝のアクティビティが激しいアルゼンチン側、とても寒かったブラジル側

(8月7日)

ブラジルのフォス・ド・イグアスへ

カンポグランジからサンパウロを経由し、イグアスの空港へ飛びます。イグアスに到着した時は、すでに深夜2時。この時間についても空港前でタクシーを呼んでもらえるので、タクシーで宿泊先へ移動します。

イグアスの宿

イグアスでは、ブラジルの街の北側にあるPousada Sonho Meuに宿泊しました。ツインで一泊約70ドル。シャワーよし、Wifiよし、寝心地よし、朝食よしと、便利な宿でした。スタッフもとても親切で、深夜2時30分に宿に到着したにも関わらず、英語のできる宿のスタッフが迎えてくれ、翌朝出発するアルゼンチン側イグアスの滝ツアーを予約することができました。イグアスの滝や空港に行くバス停からとても近いのも良い点なのですが、やや町外れにあるので、夜暗くなってから市街に夕食を食べに行こうとすると夜道が暗くて若干怖いのだけが難点です。基本的に人通りがあるので、問題はないと思いますが少し注意が必要です。

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(客室の様子。これが、ブラジル最後の宿です)

(8月8日)

ツアーでアルゼンチン側のイグアスの滝

イグアスの滝にはアルゼンチン側とブラジル側があります。もとの予定では、8日は(前夜の到着が遅かったこともあり)ゆっくり起きてブラジル側を観光し、9日は朝からアルゼンチン側を観光して夕方の飛行機でペルーに飛ぶことを想定していました。結果としては、たまたま申し込めたので、予定とは逆に8日をアルゼンチン側、9日をブラジル側にしたのですが、これが大正解。アルゼンチン側のイグアスの滝にブラジルを拠点にして行こうとすると、移動に時間がかかり、アルゼンチン側のイグアスの滝は見所も多いなので、一日がかりになり、夕方の飛行機に乗るのは無理です。一方で、ブラジル側のイグアスの滝は半日あれば余裕で見て回れるので、朝から滝に行って夕方飛行機に乗ろうとしても時間が余るぐらい。しかも、ブラジル側のイグアスの滝は飛行場にも近いので、公園を訪れた後直接飛行場に移動して飛び立つ方も多いようでした。ブラジル側を拠点にする場合、アルゼンチン側の観光には終日とり、ブラジル側は手短かにする。イグアスのポイントはこれだけです。

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(私たちが申し込んだアルゼンチン側へのツアーはこれ。実際は140レアルで、70ドルぐらいです。アルゼンチンでのイグアス公園への入場料込みで、英語のできるガイドが公園内の見所をくまなく案内してくれたので、効率もよく良かったと思います)

アルゼンチン側のイグアスの滝ツアー

写真を抜粋して紹介します。この日はよく晴れていて暑かったです。

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(移動途中で、三国を隔てる川で写真撮影。右奥がブラジル、左奥がパラグアイ、私たちが立っている手前がアルゼンチン)

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(公園案内図。広い公園で、見所も多くあり意外に時間が必要です)

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(一番人気の悪魔ののどぶえの上より)

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(とにかくすごい迫力)

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(別のアングルから悪魔ののどぶえを撮影。虹も出ています)

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(イグアス名物、滝に船で突撃するアトラクション。別料金。2カ所の滝に突撃します。とにかくびしょ濡れになって大変なことになるので、水着を着ていった方が無難です。迫力がすごいので、イグアスを訪れた際は、是非お試し下さい)

夜は街で中華料理を堪能

夜は、中華料理を食べました。外食続きでそれほど困らずにやってきた旅行ですが、南米の油っぽい料理にはやや飽きてきたのも事実。久しぶりの焼きビーフンがうまかったです。

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(夜のイグアスの街。わりと安全な街だと思いますが、暗いところは要注意)

(8月9日)

ブラジル側のイグアスの滝は、シンプル

この日は前日とは様変わりして雨。それも結構強い雨で、一日もの凄く寒かったです。前日、暖かいうちにアルゼンチン側で滝に突入しておいて良かったです。この雨の中滝に突入したら、寒くて死んでいたこと間違いなしです。

では、また写真の抜粋です。

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(バスで公園に向かいます。バス乗り場に行くと、どのバスに乗ったら良いか切符売りのおじさんに親切に教えてもらえます)

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(この日は雨だったので、みなポンチョを着ています。ツアー客はブラジル製の立派な(?)ポンチョを着ていますが、私たちはペルーのマチュピチュで購入したかなりヘボイポンチョを着用します)

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(ブラジル側から悪魔ののどぶえを見ると、遠いです)

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(ブラジル側一番の見所は、展望橋で滝に歩いてもの凄く近づける場所です。これがそのポイントなのですが、雨と滝の水で何が何だか分かりません。写真中央の空間に、滝があります。この後、寒すぎて、宿に戻るまでこごえていました)

というような感じで、イグアスの滝の観光は終了です。ほとんど文字で書き起こすことがなく、「ああ、滝が凄かった!」という一言で終えられます。シカゴにいる間に、ナイアガラの滝には行ってみたいと思っているのですが、機会があるかどうか。

というわけで、イグアスはあっさり終了。ブラジルは、「発展中!」という空気が感じられる大国で、大都市の空港はどこもキャパシティ不足でしたがワールドカップとオリンピックに向けて拡張工事がガンガン進んでいる感じでした。聞いた話では最近は景気が減速しているそうですが、なんとか乗り切って成長軌道にもう一度乗ってもらいたいところ。また、ブラジルの人は踊り好きで陽気というのは本当で、西側、山側のペルー、ボリビア、チリとは明らかに人の雰囲気が違います(ボリビアとブラジルは国境を接していますが、所得水準も人の雰囲気も全然違います)。みんな、明るいんですね!明るいというのは、それだけですごく良いことなんだなと思いました。

陽気なブラジルを後にし、旅の最後の目的地エクアドルを目指します。