イキトス(アマゾン)(2)〜スコールに降られるも、無事ロッジに到着
(7月10日)
今日から、いよいよアマゾンツアーに出発です。
今回利用したツアー会社はCurassow Lodge(「クラサワ」ロッジという発音でだいたい正しい)。お値段は、二名二泊三日で移動、食事、アクティビティ、専属ガイドなどがすべて込み(チップ別)で、782ドル。額としては安くはありませんが、満足度としては値段以上の良い経験ができたと思います。もしもイキトスでアマゾンを体験する機会があれば、是非Curassow Lodgeを使ってやって下さい。
ツアーの窓口はJazminというやたらと胸を強調した服装のとても英語が堪能でホスピタリティに溢れた女性で、現地に着く前からメールでコミュニケーションをとり、非常に親切にしてくれます。イキトスに着いた日にも彼女とガイドが私たちの宿泊先にわざわざ来てくれ、質問に答えてくれ、ツアーに対する私たちの要望を聞いてくれます。後から聞いた話では、Curassowロッジは以前は経営がうまくいっていなかったのですが、彼女がロッジのメンバーに入り営業を担当するようになってから、サービスや顧客とのコミュニケーションなどいろいろなことが改善されたそうです。頑張れJazminとCurassow Lodge。
そして、こちらがわれらがガイド、Victor(ビクトール)。
(ビクトール、夜の川でワニを捕まえて大喜びの図)
、、、写真では泥だらけでメガネが光り輝く怪しい男ですが、英語の上手なフリーランスのガイドです。Curassow Lodgeとは数ヶ月前から一緒に仕事をするようになったということ。アマゾンの知識堪能でこちらの話もよく聞いてくれ、エコロジストとしての一面を持ちイキトスの自然保全に情熱を燃やすとても良いおじさんです。彼が私たちにつきっきりでガイドをしてくれ、とてもラッキー。
出発準備
朝、ホテルでビクトールと合流した後、イキトスの町で出発準備。アマゾン探索に必要そうなもの(長袖、長ズボンなど)はだいたい事前に揃えていましたが、虫除けと、ツバ(?)が一周ついた探検家がするような帽子がなかったため、ビクトールに案内してもらってこれらを買いました。イキトスでひとつ3ドル(!)で買った安物の探検家帽子は、その後も旅行中ずっと活躍しました。長旅をするなら、探検家帽子がお勧めです。日が強い場所では一周のツバが役にたち、また強力な虫除けをツバにぐるっとつけておけば、耳もとや首などを蚊から守ることができます。
スピードボートでロッジへ
イキトスの桟橋からスピードボートに乗り込み、アマゾン川上流のロッジを目指します。ロッジまでの出来事を、写真とともにご紹介。
(こんな桟橋から出発)
(川から見たイキトス)
(茶色いアマゾンの川面を、ひたすらスピードボートで走ります。左はビクトール、右は運転手のライアン)
(乾期にも関わらず、途中でもの凄いスコールが降ってきました。スピードボートには屋根がついていたので大事には至らず、全身を覆える巨大なポンチョ(雨がっぱ)を使ってしのぎます。スコールに激しく降られたのは滞在中この時だけで、運が良かったです。森を探索中に降られたら、目もあてられません)
(途中で、現地の人が利用する川の休憩所?に立ち寄ります。川でとれたばかりのカットフィッシュの大群。その場では感じませんでしたが、写真で見ると気持ち悪いですね。。)
(先ほどのカットフィッシュの料理。わずか2ドルぐらい。これが、めっちゃうまい!!)
(休憩所のトイレ。左の廊下を伝って、奥の木箱のようなところに行きます。このトイレは、川に向けて穴があいているだけなので、文字通り垂れ流しです。しかも、左の廊下は川に浸水しており、流れがここは淀んでいるので、トイレに行くともれなく垂れ流しの水に足を突っ込むことに、、。現地の人は、靴を脱いで行っていたような気がします。靴を守るためですかね)
(アマゾンを行き交う大型船。人も物も満載です)
そんなこんなで、ロッジに到着です。
ロッジのご紹介
アマゾンのロッジがどんなところか?Curassow Lodgeのご紹介です。
(川から見たロッジ。写真で改めて見るとボロく感じましたが、当時ロッジに着いた時はもの凄く立派に感じました。実際、とても快適なロッジだったと思います。手前にある小さなボートで、アマゾン川に繰り出します)
(私たちの滞在した部屋。部屋の窓は蚊除けでしっかりと覆われており、虫が入らないようにされています。なお、電気は自家発電で限られた時間しか使えないので、夜はランタンと懐中電灯を使います)
(バスルーム。シャワーは、アマゾンの水をロッジの設備で浄化したものを使います。ビクトールには、「体を洗うにはいいけど歯磨きにはロビーに常備されている飲み水を使ってね」と釘を刺されました。トイレの水が茶色いのは、、アマゾンの水だからでしょう)
(なお、宿のご飯はとても美味しいです。これはカットフィッシュを用いた昼食)
写真を改めて見ると、「よくここで二泊三日したな?」と思わなくもないですが、滞在中は何の問題もなく快適に過ごすことができました。人は環境に適応するということですかね。
このロッジを拠点に、様々なアクティビティに繰り出します。アクティビティは、次の回にまとめてご紹介します。