アトランタ~旅の出鼻をくじかれる

(6月26日)

カンクンで青い海を眺めながら夕日を迎えるはずが、、

なぜカテゴリーがメキシコなのにアトランタなのか?それは、この日にメキシコに行く予定だったのに、到達できなかったからです(涙)。

朝、出発の直前にパッキングを終えて、寝不足の目をこすりながら電車で早朝のオヘア国際空港に向かいます。この日は、デルタ航空でシカゴからアトランタを経由しメキシコのカンクンに行く予定でした。

しかし!そんな私たちを待っていたのは壮大な飛行機の遅延でした。天候を理由に、シカゴ発アトランタ行の飛行機は4時間も遅延。アトランタからカンクンへの乗継便に間に合わず、当日中のその他のカンクン行きの便もいっぱいということで、アトランタで一泊を余儀なくされました。デルタ航空に宿泊代は出ないのかと詰め寄ってみましたが、天候が理由の遅延に対しては宿泊代等の保障はされないということで(デルタ航空に限らず、どこの航空会社でもそのような扱いのようですが)、ぶうぶう言いながらアトランタの空港近くのホテルに宿泊しました。(なお、クレームが功を奏したのか、後日デルタ航空からは2,500マイルのお詫びを受け取りました)

アトランタ空港の近くにて無念の宿泊

自宅を5:30に出て、アトランタのホテルに到着したのはすでに16:00。急遽アトランタで何かできないかとインターネットで検索したものの、コカ・コーラ博物館などめぼしいアトランタの施設は空港からやや離れた市街地にありしかも17:00に閉館するものが多く、観光を断念。結局、ホテル近くにあったHappy Buddhaといういかにもアメリカ的なよくわからない名前の中華料理屋で夕食を食べ、この日は終わりました。たいして美味しくない中華料理を食べながら、アメリカの田舎町はレストランの選択肢も少なく暮らすのは大変だなあと、そんなことを考えていました。また、預け入れ荷物は私をアトランタに残したまま先にカンクンまで行ってしまい、着替えはすべてその中に入っていたため、夜の着替えもなく酷い目に会いました。本当に、踏んだり蹴ったりです。

この遅延のため、カンクンで予定していたシアンカアン自然保護地区への訪問は中止せざるを得ず、本当に残念でした。しかし、旅を終えた後に振り返ってみると日程に重大な影響を及ぼす大きなトラブルはこの日だけで、逆にこの程度の問題しか起こらず良かったかもしれません。

旅のまとめ

  • 少しぐらい値段が安いからといって乗継便を選ぶとひどい目に遭うことも。旅の時間はPRICELESSなので、直行便の価値は金額以上に高い、、、かもしれない
  • 天候が理由の遅延には金銭的保障がない。クレームすればするほど航空会社の対応に気分は悪くなるが、マイルがもらえる、、、かもしれない
  • アトランタで空港の近くに宿泊すると、周辺に何もないので要注意
  • 預け入れ荷物がどこかに行ってしまった時のために、最小限の着替えを機内に持ち込むことは大事

本日の宿泊先

Wellesley Inn Atlanta

空港から送迎バスが出ている、空港近くの安めのホテル。2名1室50ドルちょっと。設備は値段相応で、可もなく不可もなくです。