ウユニ塩湖〜人気の景色だが私はリチウム掘った方がいいと思う

(7月23日、24日)

ウユニ塩湖1泊2日の旅

今日は朝からツアーでウユニ塩湖を一泊二日で見に行きます。行程は以下の通り。

1日目:列車の墓場→ウユニ湖周辺の土産市→いろいろと塩スポット→ウユニ塩湖の真ん中にあるホテルカサブランカという塩のホテルで昼食→フィッシュアイランド→乾期にも関わらず、水が残っている場所で少しだけ鏡張りと夕日→塩のホテル、Cristal Samanaに宿泊

2日目:塩のホテルでピックアップ→カラフルな水たまり見学→トゥヌパ火山の麓で昼食、フラミンゴをたくさん見る→フィッシュアイランド再び→再び少しだけ鏡張りと夕日→ウユニ市街に戻る

まず結論を申し上げると、ウユニ塩湖って大したことないなというのが私の感想です。見渡す限り塩が広がる様はたしかに圧巻で、塩の地平線も見られます。乾期にも関わらず水たまりが残っていてそこで少しだけ鏡張りを見ることもできました。雨季に水が一面に広がって完璧な鏡張りになっていたら、きっと美しいのだろうなとも思います。しかし、私はどちらかと言うと景色萌えしないということもあってか、凄いけれども心に刺さるほどではなかったです。ウユニ塩湖の下には、世界の埋蔵量の半分を占めるリチウムが埋まっているそうですが、個人的にはそれをどんどん掘り出すべきだと思います。ウユニは、地球の肺である熱帯雨林でもないし、絶滅危惧の動植物がいるわけでもなく、言って見ればただの塩です。景色萌えしない私からすると、いまのままウユニがヘボい観光業でくすぶるよりは、南米最貧国のボリビアが経済的に大きく発展できる可能性があるならリチウムをガンガン掘ればいいんじゃないのと思います。とは言っても、リチウム開発プロジェクトは遅々として進んでいないようですけれども。。

そんなわけで、行って良かったとは思うものの、私はウユニにはあまり愛がありません。というわけで、備忘録だけ簡単に。

Hodakaのおばちゃんの営業力はすごい

Hodakaのおばちゃんは、私たちが出発前日の夕方に申し込んだ段階では私たちの他に1人しか乗客を確保していなかったのに、当日になったらクルーザーの定員7人をきっちり確保していました。恐るべし営業力。

ホテルカサブランカに冬に泊まるのはやめた方がいい

ウユニの真ん中にある塩のホテル、ホテルカサブランカ。ホテルというより、ただの塩の掘建て小屋ですが、冬にここに泊まろうとするのは絶対に止めた方がいいと思います。建物の中で昼食をとりましたが、20分も中にいたら体の芯まで冷えました。一晩泊まるなど考えただけでも恐ろしいです。ツアーに参加していた他の乗客は、ホテルカサブランカに泊まりたいとHodakaのおばちゃんに申告して、全力で止められたそうです。

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(外観。冬はもの凄く寒い)

塩のホテルに泊まるなら、Cristal SamanaよりLuna Saladaが良い気がする

ツアーパッケージに含まれていたHotel Cristal Samanaに泊まりました。悪くはない、のですが、私たちの経験や、トリップアドバイザーのレビュー情報を総合すると、水の出が悪かったり、お湯が出なくなったり(私たちが使った時は出ました)、など、冬場には辛いトラブルがこのホテルではあります。ホテルのスタッフは、何かと気を使ってくれたり、湯たんぽをくれたりするのですが、全体の印象として「悪くはない」を越えられない印象です。Hotel Luna Saladaは、同じくレビューを読んでも旅行者の話を聞いても評判が良いので、せっかく塩のホテルに泊まるならこちらをお勧めしたいです。現地で一泊二日のツアーを買うと、Luna Saladaではない可能性が高いと思いますが、個人で直接予約してしまい、ツアーのアレンジ時に「Luna Saladaを予約しているからホテルで降ろしてくれ」と言えば、対応してもらえると思います。

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(Cristal Samana外観。星を見るために外に出た時のもの。満月に近く、夜空の星の数が少なかったのが残念。しかし、よく考えると暗くて晴れていれば星はどこでも綺麗に見えるわけで、都会暮らしの私たちは美しい星空に感動しますが、超田舎のウユニの人からしたら星空はどうってことないのかもしれません)

トゥヌパ火山の麓でフラミンゴを見るのは地味に良い

二日目は、トゥヌパ火山の麓に行きました。もともと、二日目は火山にフラミンゴを見に行くというおばちゃんとの約束でツアーに参加したのですが、同じく一泊二日のツアーに私たちより一日早く参加したおじさまが、「自分は今日は二日目だが、一日目とまったく同じところを案内されている」とボヤいていらっしゃり、私たちのアラームが作動。一日目の終わりに、「明日は、フラミンゴ、だよね?」とドライバーに超片言のスペイン語で確認したところ、ドライバーが「NO!.......SI!(YES!)」と、行くのか行かないのか怪しい返事。しかし、この釘差しが功を奏したようで、二日目は「あなたたちは通常のコースを昨日まわっているから、今日は火山に行きましょう」となり、無事に火山に連れて行ってもらうことができました。あそこで少し主張しなかったら、フラミンゴをすっぽかされていたかもしれません。危うし。

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(自然のフラミンゴをたくさん間近で見られて、なかなか良い感じです)

日本人のココロがわかった良いドライバーを見つけよう

二日間とも、夕方に少し水の残った「ちょっとだけ鏡張りスポット」に連れて行ってもらうことができました。鏡張りや夕日が大好きなのは日本人だけで、欧米人はたいして興味がないそうなので、ウユニでツアーに行く時は日本人を集めて行った方が良いです。そういう意味で、日本人に有名で日本人の扱いに慣れているHodakaは良いツアー会社だと思います。

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(サル、ヒトに進化する、の図。二日間とも、多くの日本人に久しぶりに会えて不思議な感じでした。二日目に、ひとりだけ中国系アメリカ人の旅行者が混じっていましたが、彼も鏡張りと夕日にはわりと感動していたようです。他の日本人と一緒にたくさんポーズをとらされて、大変そうでした。彼とは、翌日一緒にチリを目指しました)

明日は、ウユニからチリのカラマへ向かいます。

ラパスからウユニへ〜砂に覆われた冬のウユニへ

(7月22日)

面白いがおっかないラパスを後にウユニへ

今日は、ラパスから塩湖の絶景が有名なウユニへ向かいます(飛行場に行く途中で、カフェブルーベリーズに寄ってカレーを食べたのは前日に書いた通りです)。

ウユニ行きの話に入る前に、ラパスについて思い出したことをとりとめなくいくつか。

ラパスでタクシーに乗る時は、ラジオタクシーに乗りましょう。タクシーの天井に電話番号が書かれた大きなプレート?が載っているのがラジオタクシーです。ラジオタクシーであれば流しで拾っても大丈夫だと思います。その他のタクシーを流しで拾うのは避けた方が良いでしょう。

また、在ボリボア日本大使館領事情報のページに大使館の方が運営されている掲示板があるので、軽く目を通しておくと良いと思います。今覗いてみると、「9月1日(日)はボリビアの「歩行者の日」であり、午前9時から午後5時までの間は、ボリビア全土で事前に登録し許可を得た車両を除き、自家用車、タクシー、バス(ミニバスやラパスから他都市への長距離バスも含む)いずれも走行禁止で利用できません」とか、とんでもないことが書いてあります。滞在中に、こういうのに当たらなくて良かったです。。

ラパスは乞食も多くて、ATMでお金を引き出すのも少しヒヤヒヤしました。幸いにも、ホテルのすぐ脇にATMがあったので、引き出した後にすぐに安全なホテルの中に引き返せたのは良かったです。また、これはラパスに限りませんが、ペルーからボリビアに入ったところからすべてにおいてサービスのレベルが下がります。物価も下がるので文句は言えないのですが、ペルーとボリビアの国民性の違いも関係があるのでしょうか。読んだ本には、ボリビアに潜伏したゲバラボリビアの山の民で少し閉鎖的なところには苦労させられたと書いてありました。

何はともあれ、悪い奴らに追いかけられ、美味しいものを食べて、呪術の売り物から綺麗な織物まである土産物通りも楽しませていただき、ラパスは何かと記憶に残る街でした。さらばラパス。

ウユニへの道

さて、ウユニです。私たちはアマゾナス航空の飛行機で行きますが、どうやって行くかは事前に調べて少し考えました。

バスはランクによるものの最高でも30ドル程度と経済的ですが、移動時間は軽く10時間以上、また経由地のオルーロからウユニまでは悪路で有名で月に1~2度は事故を起こしている模様。飛行機は割高ですが、早くて安全。ツアー会社に頼んだ場合は、チャーターした専用車で移動することが多いようです。

私たちは、体力の確保と安全を優先して、割高ですが飛行機を利用することにしました。特に、この動画の五分過ぎでバスが横転する様子を見て、こんなことに巻き込まれたらたまらんと思ったのが飛行機に決めた決め手です。けんちゃんのノートにも、バスで事故にあった人の話が書いてありました。しかし一方で、今回ウユニのツアーで一緒になった日本人旅行者は、バスの道は思ったほど酷くなかったとも言っていました。雨季よりも乾期の方が、バス移動は難易度が低いのかもしれません。

小型飛行機が怖すぎる

さて、そんなわけでアマゾナス航空です。天候を理由に出発が予定よりも2時間遅れましたが、大した問題ではありません。待っている間は暇でしたけど。

しかし、この小型飛行機もかなり恐ろしい。操縦室と客席の間に仕切りがなく、パイロットがマニュアルで飛行機を操縦している様子が丸見えです。操縦室の警告音も客席にすべて筒抜け、パイロットがレバーを引けば飛行機が離陸し、ハンドルを傾ければ飛行機も傾く、そんな様子に乗客は全員大騒ぎ。機長も操縦士もリラックスしていて、コカコーラを飲んだり、雑談したり、メモを書いたりしながら飛んでいますから、飛行には何も問題ないのでしょうが、小型機に乗り慣れていない乗客はみんなハラハラした1時間でした。

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(ラパスの空港。はっきり言って、小さい!)

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(空港からの眺めは、何やらすごい)

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(安全なはずの恐怖の飛行機)

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(客席より操縦室を撮影。人生で一番飛行機に乗ってハラハラしました。ウユニで空港に着いた後、「申し訳ありませんが私たちの飛行機には皆さまの降機をお手伝いする客室乗務員は乗っていないので、自分で降りて下さい。ありがとう」ということを英語で言っていて、ちょっと笑えました)

Hodakaでウユニ塩湖へのツアーを購入!

予定よりも2時間以上遅れ、ウユニの飛行場に到着したのは午後4時すぎ。タクシー(二人で20ボリ)でホテルに行った後、町の中心に出て明日からのツアーを探します。

町に出た時はすでに5時をまわっており、ツアー会社がやっているかやきもきしましたが、地球の歩き方にも載っているHodaka(穂高)で無事ツアーを予約することができました。予定では、ここでウユニ塩湖を通ってチリのアタカマに抜ける2泊3日のツアーに申し込むつもりだったのですが、豪雪のために山岳地帯が封鎖されており、2泊3日のツアーは催行されていないとのこと。やむなく、1泊2日でウユニ塩湖を見て、その翌日にバスでウユニ市街からチリのカラマに抜けることにしました。1泊2日のツアーは塩のホテル(Cristal Samana)の宿泊料込みで一人750ボリ(約120ドル)。おそらく他のツアー会社に比べると割高だと思いますが、Hodakaは日本人旅行者をたくさん扱っているだけあり、日本人がウユニでどんなところが見たいか(要するに、日本人は鏡張りや夕日が大好き)を心得ていますし、絶対額としては大した額ではないので良いのではないかと思いました。ウユニからカラマまでのバスは一人150ボリ(20ドル強)でした。

本当に何もない砂の町ウユニ

ツアーを決めれば、もう今日はやることはありません。しかし、ウユニでやることもない。ウユニの町がどんな感じかというと、砂だらけの本当に何もない町です。トリップアドバイザーでウユニのページを見ると、欧米人がsandyでdisgustingだと連呼していますが、そう言いたくなる気持ちもわかります。

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(ウユニの空港。トイレはありました)

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(ウユニの市街。中心の広場周辺だけは「町」ですが、それ以外のエリアはこのように砂、砂、砂、、、)

レストラン16 de Julioで料理が来ない

Hodakaのおばちゃんに、どこか美味しいお店を教えてと言ったら紹介されたレストラン16 de Julioで夕食をとります。駅前のメイン広場に面しています。出て来た食事は(期待していなかったので)まあまあ良かったのですが、出てくるまでが凄かった。インディへナのおばちゃんがオーダーをとるのですが、入店からいつまでたってもおばちゃんがオーダーをとりに来ません。手を挙げても来ず、奥のカウンターで何か伝票のようなものとにらめっこしています。カウンターまでズカズカと行ってオーダーすればいいのかもしれませんが、まあここはサービスが悪いことで有名なウユニでこちらの期待値も低いし、急いでもいないので、郷に入っては郷に従えということでひたすら待ってみます。面白いのは、おばちゃんがこっちをチラチラ見ているんですね。内心、呼ばれているのにオーダーをとりにいかないのをおばちゃんは気にしているわけです(なお、オーダーを待たされているのは私たちだけではなく、他の何組かの旅行者たちも待たされている)。結局、入店してから30分以上してからおばちゃんはついにオーダーをとりに来ました。ちなみに、注文してから料理が出てくるまでは1時間。何人かの旅行者は、さすがにしびれを切らして途中で帰ってしまっていました。おばちゃんはじめ親族3人程度でまわしているお店で、お客さんが入りすぎてテンパっていたのだと想像しています。

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(注文をとりに来ない料理店。子供が電飾の飾り付けをしていて可愛かった)

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(料理はまあまあ!)

ウユニの宿

Hotel Samay Wasi

ウユニの中心から東に歩いて10分程度の場所にある、一泊60ドル強のホテル。新しいホテルで調度品は新しく、清潔に保たれており、良い宿です。ホテルのスタッフ(特に、まだ高校生ぐらいの年齢の若い女の子)がみな親切なのも良いです。トリップアドバイザーでホテルのレビューを読むとわかりますが、ウユニ市街の宿は全体的に評判が異常に悪いです。おそらく、何もない山合いの村にウユニ塩湖を目当てに観光客がたくさん来るようになって、村としてあまりサービスという発想がないままなのでしょうね。そんなわけでかなり期待していなかったのですが、良い意味で期待値以上の良いホテルでした。ただ、ウユニの中心から数ブロック離れており、夜は真っ暗になるので、夜は近くてもタクシーを使って帰った方が良いです。歩いて帰ったら、あまりにもまわりが真っ暗で「いま誰かに襲われたら絶対に助からない」と思いました。ウユニはラパスに比べれば治安は良いと思われ何事もありませんでしたが、それでも夜に中心を離れて歩くのはお勧めできません。

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(きれいで新しい客室。素晴らしい)

明日はウユニ塩湖に行ってきます。

ラパス〜治安は悪いがカレーはうまい!

(7月21日)

あらためて、ボリビアはどんな国?

ボリビアは、南米の中央に位置する内陸国で、南米で最も貧しい国のひとつです。手元にある地球の歩き方に載っているわずか半ページの説明によると(もう少しマシなソースを参照しないのかというツッコミはなしで)、先住民がおり、スペインによる植民地化を経て独立、という流れは他の南米諸国と同じです。ボリビアは以前は海へのアクセスを持っていたのですが、100年以上前にチリと戦争し、海への玄関口を奪われて内陸国になってしまいました。しかも、そのチリが持って行った領土から、いまでもチリ経済を支えるカラマ銅山が発見され、ボリビアから見たら踏んだり蹴ったりです。そんな背景があり、政治レベルでは今でもボリビアとチリは仲があまりよくないそうです。

正直なところ、大きな歴史レベルで見るとメキシコやペルーと似たような歩みで、かつペルーでインカ帝国など山の文明には満足したため、ボリビアではあまり史跡を見る予定はありません。というわけで、今日のラパス観光はぶらぶら街歩きが中心、明日にはウユニ塩湖を目指します。

ラパス観光という名の散歩に繰り出す

今日はぶらぶら町歩きなので、めぼしい観光名所、食べる場所、安全そうなルートを事前に確認して、あとはのんきに歩き出します。おっと、ただしラパスは南米でも有数に治安が悪い街として有名なので、最小限の現金だけを持ち歩き、他はバックパックにしっかり鍵をかけてホテルのフロントに預けてきました。ホテルのフロントに預けて盗まれたらどうしようという心配もあるわけですが、部屋にセーフティーボックスがないので仕方ありません。「これはとても価値あるものだから、絶対に大事に見ててくれよな(なくしたら訴えるぞ)」と3回フロントで念を押して、出発です。

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(サガルナガ通りからほど近い場所にあるサンフランシスコ寺院と広場。この日は日曜日で、観光客や地元の人など人出は多めです。標高が高いから、空が青い!)

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(サンフランシスコ寺院から大統領官邸などがある政治の中心のムリリョ広場を目指します。しかし、ここは官庁街かオフィス街のようで、日曜日はほとんどお店が開いていません。お店は閉まっているし、人はいないしで、昼間ですがややまわりを警戒しながら歩きます。南米で日曜日は鬼門です。たいがいどこの街でも、店はことごとく閉まり人の数が減ります)

サルテーニャが美味しすぎる

人通りの少なさにめげず、ムリリョ広場の近くにあるConfiteria La Gaitaというボリビア料理のお店を目指します。歩き方に載っているお店です。あまりにもお店が閉まっているので無休と書いてあるけど本当にやっているのだろうか、と心配になっていたところ、ありました、お店が開いていました!そして、ここでのお目当てはサルテーニャ。中が肉汁たっぷりで、めっちゃうまいです。しかもたったの約70セント。お得すぎます。1回しか食べられなかったのが残念。

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(店内の様子。きれいなトイレもありますが、トイレットペーパーはありません)

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(ものすごく美味しいサルテーニャ。原宿に出店したら、大ヒット間違いなし)

ムリリョ広場で、悪いヤツに目をつけらた、、気がする

サルテーニャを食べた後、ムリリョ広場に到着。中の見学はパスして、今回は外から写真だけ撮ります。この広場は、警官、軍人やら遊ぶ地元の人がたくさんいて、安心できる雰囲気。

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(大統領官邸や国会議事堂など、政治的に重要な建物がまわりを囲んでいるムリリョ広場)

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(この建物が何だったかは、、忘れました。あ、十字架があるからカテドラルですね)

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(ムリリョ広場の裏にあるサントドミンゴ教会。中を覗いたところ、日曜日のミサ中でした)

さて、ここで少しアクシデント。ムリリョ広場からサントドミンゴ教会までは、1ブロック離れており、私たちが人の多いムリリョ広場から離れて人の少ない道に入った時のこと。ふっと後ろを振り向くと、見るからに悪いことをしそうな怪しい身なりの男が少し離れたところから私たちをつけているではありませんか!歩きながら妻にそのことを告げ、もう一度振り向いたらやっぱりいるので顔をしっかりと見てやりました。で、もう一度振り向いたら、あれ?いないぞ?しかし、広場から私たちがいる場所は一本道で、彼が入るような建物も見当たらないので、たぶん柱の影に隠れたのでしょうね。犯罪者ってあんなにわかりやすく怪しい雰囲気でいいのか。いや、でも隠れたということは、やっぱり悪いヤツだったに違いない。

アメリカで私が学んだ防犯の原則は、「犯罪に巻き込まれる前は相手の顔をしっかり見る。犯罪に巻き込まれたら相手の顔は見ない」です。顔を見られると犯罪者は犯罪を諦めるが、犯罪を犯した後に顔を見られたら証拠隠滅のために危害を加えてくる恐れがある、ということですね(ただし、これまでのシカゴ生活でこの原則を生かす機会は幸いにも一度もないですけど)。相手が一人とも限らず、一度目をつけられるとずっと様子を伺っているということも聞いたことがあったので、その後人通りの多い通りに移動した後も常に後ろを警戒しながら歩きましたが、結局何事も起こりませんでした。旅行中、よもや危ない目にあうかも、と感じたのはこの時だけです。彼が何者だったのか真相はわかりませんが、何はともあれ何事もなくて良かったです。

大通りを新市街に向けて歩く

さて、後ろを警戒しつつ、Avenue 16 de Julio(7月16日通り)を東に新市街に向かって歩いて行きます。ここからは写真でどうぞ。

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(お祭りをやっており、道はすごい人出です)

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(こちらのステージでは、子供から大人までいろいろな人が歌や踊りの出し物。素人の発表会のわりには、人混みがすごいです。娯楽が少ないから、こういうイベントには多くの人が集まってくるのでしょうか)

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(道を行くにしたがい、街並みがどんどん綺麗に)

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(最後はアバロア広場という綺麗な公園に到着)

さて、私たちがひたすら新市街へ歩いて行ったのは理由があります。それは、昨晩は日本食で有名なけんちゃんに行ったので、今度は美味しい欧風カレーが食べられるカフェブルーベリーズに行こうと思ったのです。しかし、この日はなんとお休み!地球の歩き方には無休と書いてあるけど、本当のところは日曜はお休み!

ブルーベリーズが開いていないショックと歩き疲れのためか、妻は具合が悪くなり、アバロア広場で少し休んだ後、今日の遅い昼食もけんちゃんで食べることにしました。

ラパスの有名な日本食屋、けんちゃん!

理由はよく知りませんが、バックパッカーの旅ブログを参考にさせていただくと必ず出てくるのがこのけんちゃん。どれだけ美味しいのか!昨夜、期待に胸を膨らませて行ってみました!

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(カツ丼と味噌ラーメン。どちらもうまい!)

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(トルーチャちらし寿司。美味しいが、まあまあ。やっぱり海鮮は海沿いで食べるべき)

ブルーベリーズが開いていなかったのでやむなくやってきた二日目、こんな感じ!

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(トンカツ。ふつうにうまい!)

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(チャーハンと餃子。これよりは、トンカツを食べるべし)

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(スタミナラーメン(?)昨日の味噌ラーメンのが美味しい)

調子に乗って写真を載せすぎました。けんちゃんは絶賛で何回も行く人もいるようですが、「それほど?」というのが正直な感想です(私たちも2回行くことになりましたが、2回目はブルーベリーズが閉まっていたための想定外訪問)。トンカツと味噌ラーメンは美味しいですが、魚はペルーやチリにも美味しいお店がありますし、中華は頼んでちと失敗しました。期待値が高すぎたのかも。もちろん、久しぶりに日本食を食べる場所としてはOKなので、良いお店だとは思います(お店の方も、ペルーだチリだとはるか遠くのお店と比較されても困りますよね、すいません)。ちなみに、現地のお客さんも結構入っている人気店でした。

ラパスで亡くなった日本人旅行者夫婦の書き込み

さて、そんなけんちゃんで食後に旅の記録帳を眺めていたときのこと。私たちはいわゆる日本人宿にはまったく泊まっていないので、日本人が書いた記録帳が新鮮です。ぱらぱら見ていたら、印象に残る書き込みが三つありました。

まず、80歳を過ぎてラパスに旅行に来たおばあちゃんの書き込み。四国の住所が書いてあり、「よかったらお手紙下さい」と書いてある。まさか、こんな危なっかしいボリビアに、80歳を越えて旅行に来る日本人がいるとは!いや、欧米人でもそんなお歳をめされた旅行者は見たことないです。恐れ入りました。

次に、ラパスからウユニに行くバスが事故にあい、事故がトラウマになってバスに乗るのが怖いということを詳細に報告する書き込み。事故で乗客のドイツ人の手がぐしゃぐしゃになって、、とか、バス会社は事故を隠蔽しようとして、とか書いてあります。さすが人の命の値段が軽いボリビア、恐ろしすぎます。私たちが旅行前に調べた結果、ラパスからウユニへのバス路線は悪路で月に1、2回は事故があるらしく、さすがにこんなところで命落としたら洒落にならないと思ったので私たちは飛行機を使いますが、それにしても実際に経験者の方の書き込みを読むと身が引き締まります。ただ、身を引き締めても乗るべきところではバスに乗るしかないというのが、難しいところなのですが。

最後が、ラパスでマラリアで亡くなった夫婦の書き込み。私はまったく知らなかったのですが、いろいろとリサーチをしていた妻によるとこの話はとても有名だそうです(リンクはしませんが、少し検索するといろいろとブログ記事が出てきます)。アフリカでマラリアに感染したものの、ラパスに弾丸で到着してから発症し、症状を高山病と誤解して治療を誤ってしまったのではないかと言われています。ノートを見ていると、けんちゃんでこのノートに書き込みをしている時、ふたりは自分たちがマラリアにかかっているとは知らなかったんだろうな、でも、一人が発熱中って書いてある、、、あ、ノートの端に「ふたりのことが本になったよ!」って他の人の字で書いてある、これは死後にブログが出版されたことだね、と、故人のことは知りませんが日本から遠く離れたボリビアの地で力尽きたお二人の肉筆からしんみりさせられます。旅の途中で体調が悪くなると(ちなみに、まさにこの時、妻は少し熱がありました)いろいろと不安になりますから、お二人はラパスでさぞかし心細かったのではないかと思います。宿に戻った後調べてみましたが、お二人はいろいろな不幸な偶然が重なってこの地で亡くなられたように感じました。ご冥福をお祈りするとともに、私たちは安全と健康の大切さに気持ちを新たにしました。私たちの旅は大した長さではないけれども、まだ1ヶ月ありますからね。

サガルナガ通りで土産物を買う

そんなこんなで夕方になり、ホテルの近くまで戻ってサガルナガ通りをぶらぶら歩いて土産物を買います。

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(リャマのミイラ。インディへナが魔術?に使うらしい。いっぱい売ってます)

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(カラフルな編み物など。妻によると、ボリビアの織物や編み物は驚くほど安く、この鮮やかな色合いがイケているらしいです。私にも、安いのはわかります)

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(はるかにアンデスの山々を臨むラパス。美しい)

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(夕焼けのラパス)

今日はこの後、宿の近くで軽く食べてタクシーで夜景を見に行こうという予定だったのですが、妻が微熱を出してしまったのでお休みすることにしました。夜景は、昨晩ホテルから見た景色でまあ満足ということで。また、今日のプランを計画する時点では昼の間に市場にも行ってみようかと話していたのですが、これも他の南米都市でも市場は見たしそんなに変わらんだろうということで省略しました。あまりラパスには気合が入っていなくてすいません。

(7月22日)

カフェブルーベリーズのカレーは激うまし

今日は、飛行機でウユニへ向かう日ですが、一晩寝て元気になった妻がどうしても昨日食べ損ねたカフェブルーベリーズのカレーが食べたいと主張するため、タクシーで(空港とは逆方向の)新市街のカフェに行き、そこからまたタクシーで空港に向かうということになりました。

私は内心、「そこまでしてカレー食うか?」と思っていたわけですが、そんな私が間違っていた!カフェブルーベリーズの欧風カレーはうまい!!!

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(素敵なカフェ内。突然、このカフェ内だけ先進国です。このカフェがあるのは、ラパスの大使館街なので、日本でいば麻布十番という感じでしょうか)

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(これが欧風カレー。めっちゃうまい!!アメリカで「あー美味しいカレーが食べたいなー」とずっと思っていた私にはたまらないうまさのカレーです。少し水っぽくも感じましたが、日本で言っても町のカレー屋よりはレベルが高く、ホテルの欧風カレーですという感じ。牛肉が柔らかくて美味しい)

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(こんなに洗練されたカフェラテをラパスで飲めるとは思わなかった。ちなみに、照り焼きチキンも美味しいらしいです)

けんちゃんとカフェブルーベリーズ、どちらかにしか行けないなら、私はカフェブルーベリーズをお勧めします。お店のお姉さんも親切です。カフェブルーベリーズ、シカゴにも是非出店していただきたい!

というわけで、日本食とカレーを食べてばっかりでラパスで何やっているんだという感じですが、町歩きを堪能して雰囲気はわかったということで、今日は飛行機でウユニに向かいます。続きは次回。

ボリビアへ〜プーノからラパスへ

(7月20日)

今日はプーノからラパスへバスで移動します。初の陸路による国境越えで少しどきどきです。人が優しく、ご飯も美味しいペルー、去るのは少し寂しい気持ちもしますが前に進まなければなりません。

ペルーの特徴は一言では言い表せないので、それぞれの都市をご覧いただくしかないのですが、訪れる場所によっている住む人の文化も所得水準も大きく異なる印象があります。私たちは訪れていませんが、他の外国人旅行者によるとコンドルの見ることができるアレキパも素晴らしい町だといいますし、あと(私たちは興味がありませんが)ナスカもありますね。プーノで聞いた話では、プーノで観光業が大きく発展したのはこの10-20年ほどだといいます。フジモリが大統領になり治安が全体的に改善したことが非常に大きいようで、クスコやリマの治安も一昔前に比べると見違えるほど良いそうです。観光業が盛んになるというのは、平和であるということと同義なんですね。ペルーが、これからも順調に発展していくことを願ってやみません。

さようならプーノ

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(朝のプーノのバス乗り場。中はモールのようになっており、結構広い。余談ですが、南米旅行はスペイン語ができると難易度がぐっと下がると思います。言葉さえ通じれば、わからないことがあればまわりに聞けばよいし、押し込まれてもなんとでも言い換えせますからね。スペイン人やメキシコ人は、母国語で様々な国をまわることができて得だと思います。また、全体的な傾向として、南米の押し込みはアジアの押しの強さに比べたら大したことありません。アジアでは、明らかに貧しい身なりの子供に土産物を強引に売らせたりしますけど、ああいうのは南米では比較的少ない気がします。これ本当)

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(本日のバスはこちら!ホテルのおじさんお勧めのバス会社です。バス会社の名前は忘れましたが、ホテルを信用しているから、紹介されたバス会社も信用する。途上国では信用が基本です。ラパスまでのバスの値段はひとり10ドルちょっと。安い!)

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(朝のチチカカ湖。向こうではありふれた風景ですが、今見返してみると一枚一枚の写真が大変インパクトがあります)

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(こんな土ぼこりだらけの路地を通り過ぎ)

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(湖に浮かぶ段々畑を横目に見ながら、バスは一路ボリビアを目指して行きます)

ボリビアへ国境を越える!

そんなこんなでウトウトしていると、バスは昼前にはペルーとボリビアの国境へ着きます。順番としては、ペルー側に両替所があるので換金する→ペルー側の国境で警察官のチェックを受ける→出国審査をしてスタンプを押してもらう→門?を通ってボリビアへ入国→ボリビアの入国審査をする、という順番。なぜか、陸路で国境を越えるとワクワクするのが人の性のようで、旅行者はみんな大はしゃぎして国境で写真をとっています。かくいう私も、撮りましたけど!

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(ペルーより、国境の石門を望む。人をおろして、バスと荷物は先にボリビア側に行ってしまいます)

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(これが国境です!)

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(国境には、こんな埋め込みが!後で行くボリビアとチリの国境には、こんな立派なものありませんでしたが、、)

ボリビア最初の町、コパカバーナ

バスはボリビアの国境の町、コパカバーナに着きます。ブラジルのリオデジャネイロにもコパカバーナというリゾート地がありますが、響きは似ていてどちらも水辺にありますが、もちろん全然違います。ここでペルーから乗って来たバスとはお別れし、ラパス行きのボリビアのバスに乗り換えます。

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コパカバーナの町。特にこれといって何があるわけでもない小さな町ですが、市場、土産物屋、レストランなど一通りのものはあります。また、白く立派な教会があります)

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(この日はキリスト教に関係するお祭りをやっており、これらの売り場はすべて地元の人向けのものです。カラフルな花や飾りをつけた車が教会に乗り付けたりしていました。アンデスでは、総じて色使いが鮮やかですね)

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(広場で買ったサルテーニャ。これが、驚くほどに美味しい!しかもたったの1ドルです)

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(こちらは、地元の人向けの軽食屋?で食べたフライドチキン。お味は、、まあまあ。お店をやっているのはみな中学生か高校生ぐらいの子供たちです。ボリビアでは子供が働いていることが結構多く、労働基準法で子供は働いてはいけないとかそういう概念はないようです。南米の最貧国だからか、、)

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(こちらのバスに乗り換えて、ボリビアの(事実上の)首都ラパスを目指します。はっきり言って、ペルー側のバスよりボロいです、、)

チチカカ湖をわたる船で、ボリビアでは人の値段が安いことを悟る

コパカバーナを過ぎると、道がペルーとは違ってボコボコになってきて、ああボリビアってインフラに投資するお金がないんだなあと身に染みて感じられます。インフラに投資するお金がなく、人の値段が安いんだろうなあと改めて感じたのは、チチカカ湖をボートで渡る時です。

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チチカカ湖をボートで渡ります。バスもボートの上に乗ってゆらゆらと湖を渡ってきます)

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(私たちが乗ったボートはこんな感じ。見た目は何てことないのですが、強風にあおられてめちゃくちゃ揺れます。アマゾンで信頼できるガイドがついた信頼できない小舟に乗るよりも、チチカカ湖で安全意識の低い地元の人と乗って揺れまくる中型船の方がずっと怖いです。たぶん、この船が転覆して湖に投げ出されても、助かるも助からぬも自力次第で、助からなくても何の保障もないことは確実です。こういうのを、人の値段が安いと言います。おそろしやボリビア

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(湖を抜けて走って行くと、途中でペプシの工場があります)

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(こちらはコカコーラの工場。アマゾンの奥地に行っても、ボリビアの山奥に行っても、コカコーラは必ず売られていて、どこの国の人も大好きです。このコカコーラのたくましい商魂には本当に感心させられます)

ラパスに無事到着

バスは泥棒市で有名なエルアルトを通り過ぎ、いよいよラパス市街に入って行きます。世の中では高台がお金持ちの住むところであることが多いですが、ラパスは標高が高すぎて(3,650m)、酸素の薄い高いところにはお金のない人が、酸素が濃い(?)盆地の低いところにお金持ちが住んでいます。バスは盆地の高台から入って、するすると坂道を盆地の低地に降りて行くので、貧しいエリアからスタートして中心地に降りて行く、とそんな進み方です。

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(バスで通り過ぎるラパスの街並。ここはまだ高いところ)

ホテルはサガルナガ通りというラパスでも観光地としてメジャーな通り沿いにとっていたのですが、バスターミナルからは少し距離があり、どうやって行こうかなと思案していました。ところが、バスが停まったので外をみたら、そこに私たちの泊まるHotel Sagarnagaがあるじゃあありませんか!「ここが、観光客が多くいるサガルナガ通りです〜」という感じのアナウンスがあり、ほとんどのお客さんがここで降りて行きます。何ともラッキー。

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(ホテルから見たラパスの町)

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(同じく、ラパスの夜景)

この日は、ホテルのまわりを軽く探索した後、けんちゃんという長期旅行者にとても有名なラパスの日本食料理屋で夕食をとりました。けんちゃんの話はまた明日に書きたいと思います。

明日は、一日ラパス観光です。

ラパスの宿

Hotel Sagarnaga

サガルナガ通りにある有名なホテル。ツインで一泊30ドル。物価の安いボリビアにしてはそれなりに値段がはりますが、ロケーション良し、ホットシャワー良し、(エレベーターに近ければ)部屋でWifi良し、と特に文句のつけどころはありません。観光の中心地にありロケーションが良いのが最大のポイントですね。スタッフも英語が通じたり通じなかったりですが、皆さんとても親切でしっかりしていました。洗濯のサービスもあり便利。貴重品ボックスはないので、終日出かける時は貴重品を鍵をかけたバックパックにまとめてフロントに預けました。部屋が冬でも少し寒いので、ヒーターをフロントにお願いしてレンタルした方が良いかもしれません。

プーノ〜ウロス島とタキーレ島、湖で暮らす人々

(7月19日)

今日は、朝からチチカカ湖に浮かぶウロス島とタキーレ島というところへ行きます。予備知識ゼロで行きましたが、なかなか面白かったです。写真を交えてご説明します。

モーターボートでウロス島へ

どちらの島も、チチカカ湖にあります。チチカカ湖は標高3,800mにある巨大な湖で、ペルーとボリビアにまたがっています。汽船の航行する湖では世界で最も高い位置にあるそうです。

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(立派な観光ボートで湖に繰り出します。アマゾンでさんざん浸水する手漕ぎボートに乗ったので、座席と屋根のしっかりついた船に乗るともの凄く安心します(笑))

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(朝のチチカカ湖。眺めは素敵ですが、冬で標高が高いため寒いです。しっかりと船が窓で覆われていてアマゾンと違って凄いなと思ったのですが、いかんせん寒くて覆われてなかったら何時間も船の移動に耐えられないかもしれません)

葦の島に、本当に人が住んでいてびっくりのウロス島

ウロス島は、チチカカ湖に浮かぶ島、、なのですが、陸の島ではありません。「トトラ」という葦で作った「人工島」のことです。人工島の上では主に漁業を営みながら人々が暮らしており、いまでは観光も受け入れて彼らの重要な資金源になっています。もともとは、インカ帝国やスペインの征服時代に陸を追われた人々が湖の上で暮らしはじめたのが始まりだそうです。

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(観光ボートが入る時に、人数分ウロス島への入島料を払います。ガイドがまとめて船から手で渡し、おっとお金が湖に落ちるという感じでおつりを受け取っていました。肌が黒いのは、ここが標高が高く日差しが非常に強いからだと思います)

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(このように、葦で作った島の上に家が建っています。ガイドの説明によると、島の数は100以上あるということ(住民数は聞いたのですが忘れてしまいました)。観光のために昔の習俗を残してある島々なのかと思ったら、本当に多くの人が生活していて驚きました)

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(トトラの仕組みについて説明してくれているところ。下側の茶色の葦が、実際に湖に浮いているところですが、葦はだんだんと腐ってダメになってしまうので、上の新しい緑の葦を定期的に島の上に積んで行くのだそうです。また、実際に今いくつの島があるのかはわからないそうで、何故かというと、人が多くなると一つの島を分断したり、逆にふたつの島をくっつけて一つの島にしたりすることがあるからだそうです。確かに、葦の島ですから、やろうと思えば島を分けたりくっつけたりできそうですが、言われるまで想像もできませんでした。すごい。おじさんのかぶっている帽子がカラフルですが、ここではカラフルな帽子も自然。でも、これを私がシカゴや東京でかぶっていたら、かなり目立ちます!ウロス島ではカラフルな織物が特産品のひとつで、私たちはカラフルなクッションカバーを購入しました)

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(島の家を住民の方が見せてくれました。屋根はブルーシートで覆われていますが、それ以外は出来る限り葦を使って作っているようです。右手のものはベッド。なお、どの島にもだいたい太陽光発電があり、必要な電化製品を動かしているようです。このお宅にはカラフルな民族衣装がいろいろとあり、妻はそれを着せてもらっていました)

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(トトラでできた船。写真の船はよそのものですが、このような船に乗って次の島に移動しました。葦でできた船で移動するのも不思議な気分)

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(島の子供が、遊び心から私たちの船に一緒に乗ってきてしまいました。かわいいのですが、ものすごいハナ垂れで鼻水が、、。船が走っているときも、船の囲いの外側を動きまわるので、近くにいた外国人のカップルはこの子が湖に落ちないかヒヤヒヤして一生懸命構っていました(笑)。でも、船を漕いでいたお父さんはそれほど気に留めていなかったので、船で遊ぶのにこの子は慣れているのでしょう)

いまでも共同体生活を維持するタキーレ島

タキーレ島は、ウロス島からさらに2時間ぐらいモーターボートで移動したところにあります。この島はインカ帝国の領土だったのですが、帝国の辺境にあり、支配された期間も短かったため、インカ帝国の影響は少なく、この島の独自の文化をいまも色濃く残しているそうです。

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(段々畑がこの島の風景の特徴です)

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(農業と漁業が主な仕事だといいます。島の中心まで石畳の階段を昇っていきます)

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(しばらく美しい階段を昇っていくと、村の広場に出ます。広場といっても、土産物屋とレストランなどがある程度です)

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(ウロス島と同じく、タキーレ島でも織物が有名です。ファッションにはまったく明るくない私が見ても、色がきれいで質もなかなか高いことが見てとれます)

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(島のレストランで昼食。美味しいマスをいただきます。私たち夫婦は皮まで美味しくいただきましたが、向かいに座っていたフランス人たちはみごとに皮を残していました。魚が好きな日本人には、ペルーの山岳地帯の魚料理は口に合うと思います)

ガイドのお兄さんの説明によると、タキーレ村は共同体意識、公共の意識が非常に強く、いってみれば社会主義のような?暮らしをしているそうです。例えば、村にはいくつかレストランがありますが、すべてのレストランで同じ調理法で同じ料理を同じ値段で提供しているということ。村にはリーダーが何人かいるそうなのですが、リーダーは毎年大人が交代で務めるのだそうです。リーダーを選出する方法は覚えていないのですが、選挙のような競争的なものではなく、クジとか年齢で持ち回りとかそんな方法だったはず。このような、(ある意味本当の社会主義のような)共同体生活は、コミュニティのサイズが小さくないとできないのかもしれません。

なお、帰りのボートにリーダーの一人が乗船しており(リーダーはかぶっている帽子が派手なので見るとわかる)、手元のスマートフォンで全力でゲームをして遊んでいたのを見たのは、秘密です。きっと、娯楽が少ないから楽しいんでしょうね。タキーレ島の所得水準はプーノ市街に比べると全体的に低く感じられたので、もしかするとスマートフォンはリーダーの役得で、普段は持てないのかもしれません。

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(タキーレ島では、男性が帽子をかぶっている。未婚男性は帽子の半分が白、既婚男性は帽子がすべてカラフル)

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(こちらは、未婚男性なので帽子の半分が白。タキーレ島では、男性が編み物をする。どうやって男女が出会うのかは忘れたが、たしかお互いに一緒に住む試用期間?が1、2年あり、そこで意気投合すれば晴れて結婚というシステムだった)

ペルー最後の晩に、アルパカの肉を食べる

タキーレ島からモーターボートを飛ばしてプーノに帰ってきたらもう夕方。今晩はペルー最後の夜です。アマゾン、マチュピチュ、クスコ、プーノと、見所がたくさんあり、食事もおいしく良い人が多くて楽しかったので、ペルーを離れるのは少し残念。

夜は、歩き方に載っていたウククスというレストランで夕食をとりました。こちらで、最後にアルパカの肉にトライ。

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(アルパカの肉。羊よりも少し臭いかもしれませんが、私としてはOK。美味しかったです)

ペルーには他に伝統的なねずみの丸焼き料理があり、クスコにはこれを提供しているお店もあったのですが、見た目通りまずいという前評判で、かつペルーの人が日常的に食べているものでもなさそうだったので、これは試しませんでした。

明日はペルーを出国し、ボリビアへ移動します!

クスコからプーノへ〜快適すぎて記憶に残らないバスの旅

(7月18日)

今日は、Wonder Peruというバスでクスコからプーノへ移動。英語の話せるガイドがついて、道すがら観光地に寄って解説もしてくれるという優れものです。

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(Wonder Peruのバス。立派です)

さて、この日の内容ですが、残念ながらよく覚えていません。人間とは不思議なもので、自分でガイドブックやインターネットの情報と首っ引きになって、あるいは人に聞いてまわって、自分で一生懸命立てたプランの内容についてはよく覚えているのですが、バスツアーに乗ってどこかに連れて行ってもらいましたとなると途端に内容を記憶できないもののようです。旅程の詳細はこちらに載っているので、記憶に残ったことだけ書いていきます(Wonder Peruが、機械翻訳とはいえ日本語のページを持っていることがびっくりです)。

バスの手配がアナログすぎる

旅程に入る前に、バスを予約した時の話です。チケット販売所で、おじさんにバスの代金を払うと、おじさんがチケットの半券のようなものに、日にち、氏名、人数、支払済かどうかなどを手で記入し、それをチケットとして私たちにくれます。途中でコンピューターに情報を打ち込むとか、現在の予約状況を確認するとか、そんなことはありません。定員があるバスのはずで、実際に乗ってみたらそれなりの乗車率だったわけですが、いったいこのアナログ方式でどうやって人員数を管理しているのでしょうか。おそらく、私たちがオフィスを出た後に、バス会社の営業所に電話一本して席が足りているかぐらいの確認はしているのだと思いますが、なんとも手作業です。でも、南米の山奥に行くとどこにいってもヒトの管理などそんなものでした。理由としては、それほど数をさばかないから、人手で何とかなるということがあるでしょう。もうひとつは、やっぱりここではヒトの値段は安く、コンピューター、電子機器、インターネットといったものの値段は高いんだと思います。ヒトの値段が軽いんだろうなあ、ということは、南米の最貧国ボリビアでもっと感じることになります。。

はじめに訪れるAndahuaylillas教会に面白い壁画がある

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(中が撮影禁止なので外観だけ)

この16世紀から17世紀にかけて建設された教会の壁には、現地の画家が書いた巨大な壁画があり、そこでは(支配者の)スペイン人が地獄に、現地の人が天国に行っています。ガイドは「これを描いた人はスペインによる侵略を快く思っていなかったのでしょう」と解説していましたが、よくそんなのスペイン人が許したなと思いました。黄金をふんだんに使っているのは、インカ帝国の名残でよくあることです。

昼食が意外に美味しい

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ジェノベーゼを美味しく感じるのは、長いペルー旅行中だから)

Wonder Peru保有のレストランで昼食をとりますが、これが意外に美味しいです。

標高4,335m、ABRA LA RAYAというとんでもないところを通る

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(標高を示す標識)

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(かなたにそびえるアンデスの山々。神々しい。雪山は良いですよね。怖くて登れませんけど)

クスコとプーノの境界のABRA LA RAYAという場所を通ります。ただ高いというだけで、ここではちょっと停まって記念撮影をするだけです。しかし、標高4335mなどという高さには二度と来ないような気がするので、思わず「いま、自分はとんでもないところにいるなあ」と思わずにはいられません。標高が高いと、空が近いんですね。空が近いという感覚は、初めて持ちました。

プカラ村がローカルすぎる

プカラ博物館(プカラ文明は、アンデスの古い文明のひとつ)に寄るためにプカラ村というところに寄ります。そこで地元のお祭りをやっていたのですが、そのローカル感がすごい。

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(スコップや工具などをインディへナのおばちゃんが売っています。これぐらいの小さな規模の村だと、個人でこんなふうに売るという話になるんですね。現代のスーパーマーケットとデパートにeコマースの世界しか知らない私にはとても新鮮です)

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(地元の教会。観光地ではなく地元すぎる教会なので、長くいるのがはばかられます。はじめは侵略者の宗教であったキリスト教も、今では南米の隅々まで広がっています。そういえば、私たちの旅行中にアルゼンチン出身のフランシスコ教皇がブラジルを訪れていましたが、これは南米では大ニュースになっており、私が空港でテレビを見た時などは教皇が飛行機に乗る一挙一動を漏らさず中継していました。フランシスコ教皇の誕生は、南米の人々にとっては特別な感慨があるのですね)

偽物を作る工業都市にはマフィアがはびこっているらしい

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(ペルー随一の工業都市、フリアカ)

最後にフリアカという工業都市をバスは通過。ガイドの説明によると、この町では多くの偽物を生産しており、観光業や観光客向けの施設は一切ないとのこと。そして、この町にはマフィアがはびこっているそうです。非合法なものを扱うところでは、公権力に頼れないから秩序を維持するためにマフィアがはびこる、そういうことなんでしょうか。そういえば、クスコで一瞬買おうかどうか迷ったノースフェイスのフリースは30ドルぐらいで異様に安かったですね。見た目も雑だったし、たぶんあれはこの町あたりで作られた偽物だったんだろうなあ。

プーノの町が汚いのは、税金対策のためらしい

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(プーノを車窓から。やたらと茶色くくすんで汚い町で、クスコとは大違い)

車窓から見るプーノの町はやたらと汚い。なぜそう思うかというと、(写真ではわかりにくいですが)すべての家に屋根がなく、上に伸びる鉄筋がむき出しで建設途中のような状態だからです。で、何でこんなふうになっているのかな、まさかすべての家がこれから拡張を前提にしているわけでもあるまいし、と思っていたら、ガイドが解説してくれました。「建物を完成させると建物に対する税金をとられるため、税金を逃れるために、プーノでは鉄筋をむき出しの状態にして(建物が完成していないことにして)います」。な、なんと。プーノの人々は、鉄筋がむき出しは町の景観が著しく損なわれて観光客へのウケが悪いということを知り、どうせ払ってないならその税金を廃止させてちゃんと屋根を作るべきだと思います。クスコとは大違いの殺風景ぶりにびっくりです。

そんなこんなでクスコに到着です。明日は、チチカカ湖に浮かぶウロス島とタキーレ島に行きます。

プーノの宿

San Antonio Suites

ツイン(トリプルに格上げ)で一泊37ドル。この宿は、なかなかお得だと思います。まず、スタッフの対応がしっかりしている。英語メールでバスステーションからピックアップを頼んでしっかり返事がありましたし、翌日のツアーの手配やプーノからラパスまでのバスの手配もお願いしたらしっかりとやってくれました。受付の英語が少しできるおじさんはいつもニコニコしていて暖かい気持ちになれます。部屋でWifiもつかえ、コカ茶を飲むお湯もあり(私たちはそれを使って久しぶりにインスタントのみそ汁を飲みましたが)、部屋のお湯もばっちりです。唯一、シャワールームの水はけが悪かったような気がしますが、そんなことは値段とその他のサービスの良さを考えたらまったく問題になりません。アルマス広場からも比較的近く、夜を広場周辺で食べるにも便利です。お勧めします。

クスコ(2)〜レストランPukaraで食い倒れ

(7月17日)

この日は、1日クスコで休憩。高山病になったらどうしよう、南米は飛行機がよく遅れるらしいから何かあったらどうしよう、ということで作っていた予備日でしたが、結果として問題は何も生じず、ただの休憩日となりました。やったことは、こんな感じ。

プーノへのバスチケットを買う

明日はクスコからプーノというチチカカ湖畔にあるペルー東部の町に移動したいので、バスチケットを買いに行きます。お世話になっているLos Apus Hotel & Miradorのお姉さんに教えてもらったバスチケット売場を、めちゃくちゃわかりにくいローカルなショッピングモールの一番奥で見つけ、Wander Peruという観光付きのバスチケットを一人40ドルで購入。町の旅行代理店?で聞いたら同じチケットを50ドルで売っていましたが、この売り場はバス会社の直販のようでそれよりも安くしっかりしていました。他に、Inka Expressのチケットも一人50ドルで売っていましたが、バス会社のおじさん曰く「Inka ExpressとWander Peruの違いは、Inka Expressは職員が制服を着ているだけ。Wander Peruは最近導入されたサービスでバスの機体も綺麗」ということだったので、Wander Peruに決定。

ショッピングモールは、アルマス広場からMarques通りを少し進んだところの左側にありましたが、めちゃくちゃ分かりにくいので現地で教えてもらった方が良いです。

洗濯する

毎日の手洗濯で手がボロボロになっており、もう嫌だー、ということで、クスコで洗濯屋を利用。

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(私たちが使った洗濯屋)

1kgあたり約1ドルの激安価格で、洗濯機で洗って乾燥させてたたんでおいてくれるという超スグレモノのサービス(一応、「これって手で洗うの?それともマシーン?と興味本位で聞いてしまった」)。ここで洗濯屋に味をしめ、この後はなるべく手で洗わず洗濯屋を探すようにしました。返って来た洗濯物は、ダウニーの香り!これぞ、文明の香りであります。まさか、ダウニーに文明を感じる日が来るとは思わなかったよ。

Pukaraで昼食をとる

昼食は、歩き方に載っていたPukaraで。ここのペルー料理はめっちゃうまい。歩き方に載っていたマチュピチュのお店も美味しかったので、歩き方のレストランガイドは意外に侮れないと認識を改めました。日本人経営だと日本人の舌に合うのか、クオリティが高いのか。

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(左がペルー風コロッケ、上がマス料理、右がスパイシーなトマトスープ。どれも、かなり美味しいです)

有名な十二角形の石を見る

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(これが、有名な十二角形の壁石だ!確かに、水を漏らさぬ緻密さで十二角形の壁石が積み上げられているのは凄い、、が、それ以上のものではありません)

インカ博物館に行く

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(中は撮影禁止なので、入り口だけ。暇なら行ってもいいかなレベル)

靴を買う

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(カラフルな靴に興奮する妻。私には、そのあたりの女心はよくわからんですが、リーズナブルな靴で満足していただけたようなので良しとしましょう。オーダーメイドのお店もあるのだけれど、時間が間に合わず断念)

Pukaraで夕食をとる

そして、最後に再びPukaraで夕食を。そんなに気に入ったのか、というツッコミはなしで。

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(ソースが美味)

クスコはこれで終わり。明日はバスでプーノへ移動します。